
会社の英語力アップのため、オンライン英会話を始めた同僚のAさん。
子育てで忙しいなか、世界中の国の人と一緒に受ける、オンラインの英会話レッスンを続けていました。
開始から2ヵ月経った頃、あるお昼休み、ふとこんな風にいいました。

「私ね、英語を話す前に、自分の意見がないんだって、気がついたの。 プライベートレッスンだと、話が続かなくて沈黙になってしまうし。」


「グローバル人材」というキーワード。
どこかで一度は聞いたことある方、多いのではないでしょうか。
この記事は、グローバル人材になるなら、まずは英語力アップ!と考えて、
英会話のレッスンを受け始めたけど、スランプ気味でやめちゃいそうな方に向けて書いています。
そもそも、「グローバル人材」とはなんでしょう。


グローバル人材育成推進会議がまとめた産学官によるグローバル人材の育成のための戦略によると、
「グローバル人材とは、世界的な競争と共生が進む現代社会において、日本人として のアイデンティティを持ちながら、広い視野に立って培われる教養と専門性、異なる言語、文化、価値を乗り越えて関係を構築するためのコミュニケーション能力と協調性、新しい価値を創造する能力、次世代までも視野に入れた社会貢献の意識などを持った人間であり、このような人材を育てるための教育が一層必要となっている。」
社会人になってしばらくすると、会社でもプライベートでもよく知った人間関係ができます。
そんななか、初めて会った人達の前で話すこと自体、日常生活ではなかなかないこと。
うまく話せなくて当然です。
そもそも、日本語でも、「自分の意見を言語化する」には訓練が必要です。
そこで、オンライン英会話レッスンのとらえ方を変えてみましょう!
オンライン英会話のレッスンを、自分の意見を言語化する訓練ととらえてみませんか?


知らない複数の人たちの前で自分の意見が言えること。
これこそグローバル人材への大きな一歩です。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
「このままつづけるの正直きついな。やめちゃおうかな」と思い始めている気持ちが、
「よーし、もう一度やってみるか!」へ変わるきっかけになれば幸いです。